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Posted by ミリタリーブログ at

2016年05月31日

アゾフ連隊の個人装備④ 銃

アゾフ連隊の装備記事、ラストは銃器関連です。

<自動小銃>
アゾフ連隊で使用している自動小銃は、AKS-74、AKMを中心に、AKMS、AK-74、AKS-74Uなどの旧ソ連時代から使われる銃と、
TAR-21のライセンス生産品であるFort-221、Fort-224となります。
AKシリーズについては、隊員によってレイルやM4ストックなどにカスタムされたものも数多く使われています。
軍装をする上では、アゾフで主に使われているAK-74はプラムストック、ハンドガードなので、再現は少々難度が高いです。
そのため、カスタムAKか、AKMを使うのがいいと思います。
TAR-21についても、アゾフで使用しているものは口径が5.45mmx39なので、拘る人はNG。


AK-74


AKM


AKS-74


AKS-74U

カスタムAK例





Fort-221 Fort-224




<軽機関銃、狙撃銃>
アゾフで使われている軽機関銃はPKM、RPK、そしてネゲヴのライセンス生産品であるFort-401。
狙撃銃はSVD、モシンナガンの他、Galatzのライセンス生産品であるFort-301、少数ながら豊和工業のHowa M1500が使用されています。
豊和工業のM1500は日本製ですが、日本が直接輸出したものではなく、猟銃として輸出されたものが海外企業を通して納入されたものだと思われます。


PKM



RPK


Fort-401


SVD


Fort-301


Howa M1500


モシンナガン

拳銃
拳銃についてはマカロフPM、スチェッキン、Fort-12等を使用しています。
トイガン事情を考えると、マカロフ一択でしょうか。
携行していない場合も多々あるので、持たないのも手です。

写真はとりあえずマカロフのみ。

マカロフ

アゾフ連隊はウクライナ装備の中でも民生品の使用例が多くとっつき易い部隊なので、かるーくやってみるのもどうでしょうか!  
Posted by カエル at 14:41Comments(2)Ukraine

2016年05月29日

アゾフ連隊の個人装備③ パッチ

アゾフ連隊の装備記事第3弾、今回は袖章などについてです。
民生品のギアの使用が多いアゾフ連隊の個性を高めるアイテムとして、パッチ類は結構重要だと個人的には思ってます。
他の部隊ではパッチを付けない(そもそもベルクロが無い)ことも多いのですが、アゾフだとほぼパッチを付けています。
また、他の部隊以上にパッチの種類も多いため、付け方も多種多様です。

アゾフ連隊章

まずはアゾフ連隊の部隊章です。ほぼすべての隊員が付けているといってもいいです。
この写真のものはレプリカのため、色合いが少し異なります。
様々なタイプがありますが、歩兵部隊はラバーのものが一般的です。
通常は左袖に付けますが、プレキャリや右袖に付ける隊員もいます。
前の二つは旧型部隊章、後ろのものは2015年8月11日に変更された新部隊章です。変更以降は新型が支給されますが、現在でも、旧型を使用する隊員は多いです。





部隊章
昨年末以降歩兵部隊や戦車部隊等で専門のパッチが登場し、通常右袖に付けられるようになりました。
とはいえ入手も難しく、付けてない隊員も多いため今回は簡単に...


第1中隊

第2中隊

第3中隊

第4中隊

ネオナチ組織パッチ
アゾフ連隊には、3割程度ネオナチが参加していると言われています。その参加者の中には、自分の所属するネオナチ組織のパッチを付けている隊員もいます。


misanthropic divisionパッチ(1枚目は旗ですが、同デザインのパッチがあります)


右派セクター系

オシャレパッチ
特に意味の無い、隊員の好みで付けられているパッチも多くあります


molon labe系


ドクロ


Fallout


アンブレラ

次回は最後に銃について....  
Posted by カエル at 12:34Comments(0)Ukraine

2016年05月24日

アゾフ連隊の個人装備② ヘッドギア

前回の続きでアゾフの装備品について書きます。
今回はヘッドギアについて。
迷彩服とアーマーについてはこちら



<ヘッドギア>
アゾフ連隊で使用されているヘルメットは、他部隊と同じKaska-1mの他、Wz.2005、M826、PASGT、OPS-core fast ballisticタイプ等が使用されています。
支給されているものは主にKaska-1mとWz.2005で、他のヘルメットは支援品や自費購入品だと思われ、使用率は少し下がります。
支援品の中でもM826ヘルメットは2014年の初期から現在に至るまでかなりの数が使用され続けています。
また、最近の射撃訓練やパトロール任務では、ヘルメットではなくキャップを使用する隊員も多いです。
キャップは5.11やhelikon-tex、CONDORなど、様々なメーカーのものを使用しています。

写真

Kaska-1m



Wz.2005


M826


PASGT



OPS-core fast ballisticタイプヘルメット

以下キャップの使用例

Helikon-tex



5.11 (2種)


CONDOR


Tru-spec (右)

次回は、パッチについて書きたいと思います。
  
Posted by カエル at 14:55Comments(0)Ukraine

2016年05月24日

アゾフ連隊の個人装備① 迷彩服、アーマー

こんにちは
今回はアゾフ連隊の個人装備について、軍装という観点から写真多めで解説したいと思います。
アゾフ装備をやりたい!って人向けに(そんな人いるのか?)、装備傾向等を書いていきます。

<野戦服>
アゾフ連隊の野戦服は、2014年9月にMTP/multicam迷彩が正式採用されています。
そのため、隊員の着用する迷彩服はMTP/multicamのものが大多数です。
しかし、MTP/multicam以外の着用が禁止されているわけではないため、別迷彩の野戦服の着用も見られます。
特にフレクター迷彩については、2014年頃では着用者が非常に多い迷彩です。

以下写真


MTP


マルチカム(massifコンバットシャツ、Cryeタイプコンバットパンツ)



フレクター


<アーマー、ベスト>

アゾフ連隊に支給されているアーマーは、他部隊と同じくKorsar M3c やkwm-02です。
2014年夏頃からkwm-02が、秋頃からKorsar M3cが支給されているものと思われます。
このほかにも支援団体からの支援品や自費購入などで、Osprey MkⅣやLUBAWA SA Protector等も使用しています。
1015年頃からプレートキャリアの使用率も上がってきており、最近ではアーマーと同じくらいプレートキャリアも使われています。
使用されているプレートキャリアは、日本国内でも比較的出回っている5.11やCONDOR、EMERSON製から、ウクライナ国内メーカーであるHofner UkraineやP1G-tac製など様々です。

写真

kwm-02


Korsar M3c


Osprey MkⅣ


LUBAWA SA Protector


Condor Gunner Lightweight Plate Carrier


Condor Cyclone Lightweight Plate Carrier


EMERSON JPCタイプ


warrior assault systems DCS plate Carrier(右) tasmanian tiger plate carrier mk2(左)


P1G-tac FOPC


Hofner Ukraine plate carrier

記事が長くなってしまったので、別記事にて、ヘルメット、パッチ、銃器について書きたいと思います。
ここに載せたのはあくまで一例ですので、これ以外にも使用している装備品はもちろんあります。  
Posted by カエル at 00:03Comments(0)Ukraine

2016年02月06日

ウクライナ 外国人義勇部隊

こんにちは
今回は外国人義勇兵部隊についてすこし調べたので雑記を...
ウクライナ東部で内戦が勃発して以降、ウクライナには数多くの義勇兵部隊が出来たわけですが、ウクライナ国内からだけではなく、国外からも外国人義勇兵として、多くの人員がウクライナ政府軍側として参加しています。
通常これらの外国人義勇兵は国内の各義勇軍部隊に所属して戦っているわけですが、外国人義勇兵のみの独立義勇軍部隊として部隊を形成している義勇兵も存在します。
今回はこれらのいくつかある外人部隊の情報を書いていきたいと思います。


<Батальйон Шейха Мансура(シェイハ マンスーラ大隊)>
部隊長: コールサイン"ムスリム"
隊員数: 約50名未満
祖国: チェチェン


<Батальйон имени Джохара Дудаева(ジョハル デュダエフ大隊)>
部隊長: A.オスマイエフ
隊員数: 約200~300名
祖国: チェチェン


<атрад пагоня(アトラード パゴーニャ)>
部隊長:
隊員数: 約50~100名
祖国 : ベラルーシ


<SINOVI SMRTI>
部隊長:
隊員数:約50名未満
祖国: クロアチア
※アゾフ連隊傘下


<Рота РУЯН(ルヤン中隊)>
部隊長:
隊員数: 約50名未満
祖国: ロシア


<Georgia National Legion>
部隊長: Mamuka Mamulashvili
隊員数: 約100~200名
祖国: グルジア


<Georgian partizans>
部隊長:
隊員数:約50~100名
祖国: グルジア


<Шалена Зграя(シャレーナ ズグラーヤ大隊)>

部隊長:
隊員数約50名未満
祖国: チェチェン


<Батальйон Кавказ(カフカース大隊)>
部隊長:
隊員数: 約50名未満
祖国: チェチェン  
Posted by カエル at 15:50Comments(1)Ukraine

2016年01月27日

現用アゾフの個人装備考察

1月21日に行われたアゾフ連隊の訓練の映像と写真が公開されたので、現在のアゾフ連隊の個人装備を考察してみます。


<野戦服>
迷彩服についてですが、全員がMTPを着用しています。現在のアゾフ連隊では、完全に統一されているというわけではありませんが、ほぼマルチカム/MTP迷彩で統一されています。
以前の訓練/実戦ではフレクターやDPMなどの迷彩服も確認していましたが、今回の訓練では確認できませんでした。

今回の訓練でのマルチカム以外の着用例。
一枚目の写真だとドイツのトロペンタン、二枚目の写真でA-tacs FGのゴルカを着用しています。
ゴルカシリーズはおそらく本家のロシア製ではなく、ウクライナ製のものです。ゴルカ自体はウクライナでも人気の戦闘服で、秋~春の季節では、部隊を問わず着用者が多いです。

<防弾装備>

まずはこの写真、左から二番目の人がOSPREY Mk.Ⅳボディアーマーを、その他がCondorのGunner Plate Carrierを着用しています。
プレートキャリアも、現在のアゾフではかなり使用されています。Condor製が多い印象ですが、Warrior assault systemsやTasmanian tiger製のプレキャリの使用例もあります。
この写真だとプレートキャリアにポーチを付けず、ハーネスやヒップベルトにポーチを付けるスタイルですが、これは部隊を問わずウクライナでは多く見られるスタイルです。といっても、プレートキャリアにポーチを付ける人もいるので、これは好みの問題だと思います。


続いてこの方、maxpol製kwm-02ボディアーマーです。2014年夏以降、非常に使用例の多いボディアーマーで、現在でも数多く使用されています。
このボディアーマーに付属するポーチをプレートキャリアに移植して使用している例も多いので、アゾフ装備のマストアイテムとも言えるかもしれません。
ヘルメットはウクライナの基本的なKaska-1mヘルメット、奥の人はOPS-coreタイプのヘルメットを使用しています。


Korsar M3cボディアーマー。とりあえずこれを持っておけば一通りの装備は出来る、万能ボディアーマーです。
アゾフでも2014年秋以降支給が開始され、かなりの数が使われています。


M826ヘルメット。Kaska-1m、Wz.2005と並んで、かなりの数が使用されているヘルメットです。

以下、少数使用が確認された装備

Condor Sentry Plate Carrier


HOFNER ЧЕХОЛ БРОНЕЖИЛЕТА
ヘルメットはアゾフ連隊で多く使われているWz.2005ヘルメットです。


PASGT タイプヘルメット(詳細不明)

現在はこんな状況ですが、比較的自由度の高い部隊なので、装備の更新は早いと思います。
ただ、現状でも個人装備の質はウクライナ正規軍や保安庁の特殊部隊と比べても劣らない所まで来ていると思います。


  
Posted by カエル at 11:39Comments(0)Ukraine

2015年03月28日

アゾフ連隊

今日は入手装備の解説ではなく、久し振りに部隊の解説をやってみたいと思います。


モスクワを占領する勇ましいプロパガンダ写真をあげるこの部隊、国家親衛隊アゾフ連隊です。

アゾフ連隊は2014年5月5日、ATOに対応する形でウクライナ内務省特殊治安維持大隊(BPSMOP)に、"アゾフ大隊"として発足しました。
その後、9月17日に"大隊"規模から"連隊"規模に拡大、更に11月12日、BPSMOPから国家親衛隊正規部隊に格上げされます。
アゾフ連隊はマリウポリに拠点を設け、対テロ作戦南部地域を中心にATO各作戦を実行、8月のロシア連邦軍介入では真っ先にロシア正規軍との戦闘に突入した部隊の一つでもあります。アゾフ連隊は別名「чорний корпус(黒い軍団)」とも呼ばれています。
現在、アゾフ連隊には司令官Andriy Biletsky中佐の元、約800人の国家親衛隊員が所属していると思われます。


Andriy Biletsky中佐


アゾフ連隊の部隊章。アゾフ海の大波、ヨーロッパオカルト信仰における黒い太陽、ルーン文字があしらわれています。
一部の方はピンとくるかもしれませんが、このマーク、ナチスドイツ武装親衛隊第2SS装甲師団"ダスライヒ"のマークと非常に酷似していることが問題となりました。


"ダスライヒ"のマーク

これが全く関係ないとは言い切れず、アゾフ連隊隊員の中でナチ式敬礼を行うもの、ヘルメットにハーケンクロイツやSSのマークをペイントするもの、ハーケンクロイツの旗を掲げるものがいるなど、非常にネオナチに影響を受けた隊員がいることは事実だと思われます。
実際、司令官のAndriy Biletskyは、民族主義組織”パトリオット ウクライナ”の指導者でもあり、また、ネオナチ的側面を持つ右翼政党"自由"の支援を受けています。
とはいえ、ネオナチといっても、ユダヤ人を攻撃対象としているわけではなく、実際、アゾフ連隊の創設に深く関わったオリガルヒ、Ihor Kolomoyskyiはイスラエル国籍を持つユダヤ人でもあります。

問題の写真
※追記 ウクライナでは、もちろんこの手の写真は真偽の程が議論されていて、ロシアのプロパガンダであるという主張もあります。

左の写真に写っている人が親ロシア派戦闘員と同一人物ではないかという、ウクライナの写真。


部隊解説はこれくらいにして、次は装備品の話を...
アゾフ連隊はウクライナ部隊の中でもかなり潤沢な装備を持っており、T-64BMやKRAZ、BTRなど装甲車の他、個人レベルでも質の高い装備品を支給されています。


特に銃火器類は他の部隊ではほとんど配備の進んでいないFort-221ライフルやFort-401軽機関銃、Fort-301狙撃銃等が確認されています。

Fort-221(TAR-21のライセンス生産品)を携行するアゾフ連隊兵士


Fort-401軽機関銃


Fort-301狙撃銃

また、最近では日本の豊和工業が主に猟銃として輸出している"howa 1500 hogue 308win"ライフルを狙撃銃として導入したようで、一部に配備されているようだ。

機関部のみとはいえ日本製のライフルが実戦で使われる例は初めてではないと思われますが、正規軍が導入したのは初ではないでしょうか?豊和M1500 hogueは、アゾフ連隊のほか、ウクライナ陸軍特殊部隊でも使用が確認されています。


ボディアーマー、ヘルメット等防弾装備については比較的自由だと思われるものの、イギリス製、ポーランド製のものを多く着用している。

アゾフ連隊迫撃砲部隊兵士、ポーランド軍のkwm-02ボディアーマーを着用している。ヘルメットも同じくポーランド軍のWz.2005。
kwm-02、Wz.2005はアゾフ連隊で最も使用例の多いヘルメットとアーマー。


こちらはイギリス軍のOSPREY Mk4ボディアーマー。このボディアーマーも比較的使用例が多い。

というわけで今回はアゾフ連隊について書かせて頂きました。ウクライナ部隊の中でも露出の多い部隊ですので、今後も話題に上がることがあるかもしれません。


  
Posted by カエル at 19:59Comments(2)Ukraine