2016年12月17日

P1G-tac MABUTA MK-2 Jacket & pants

こんにちは、くまのりです。
先日、P1Gtacがブラックフライデーセールをやっていたのでつい色々買ってしまいました。
たぶん今年最後のお買い物になるのかな?(と思ったらクリスマスセールが始まって物欲が...ウゴゴ)

というわけで今回頼んだもの。
MABUTA MK-2ジャケットとパンツ、Varan迷彩仕様です。

MABUTA MK-2は"HOT WEATHER FIELD JACKET & PANTS"というカテゴリですので、夏用の迷彩服になります。
夏用ということで、ジャケットのジッパーを開けると中がメッシュとなっており、通気性を確保しています。
閉めれば通常のBDUですので、日本の気候であれば年中使えるんじゃないでしょうか?便利そうです。

やはりMABUTA MK-2の一番の特徴はパンツにニーパット付いている、コンバットパンツとなっていることでしょうか?
膝と尻の部分はある程度の伸縮性を確保しており、動きを阻害しないよう工夫されています。これは大元のcrye precision製品を意識した作りですね。当然ながら、関節部分の紐を絞ることでニーパットを膝に固定できます。

※写真はP1G-tac製品ページから

今まで僕が買ったことのある迷彩服の中でもかなりタクティカルな部類の製品ですが、ウクライナ軍での使用例となると、あまり数は多くありません。
ただ、マルチカムカラーのものがウクライナ特殊作戦軍で使用されているようです。
その他の使用例となると、隊員が自費で購入し使用しているものがほとんどとなると思われます。ジャケットとパンツが別売ですので、パンツだけMABUTA MK-2を着用し、上は別の被服を使用していることが多いです。
僕も軍装というよりは、サバゲ用に使うと思います。

最後に使用例の写真を...
ジャケットよりパンツの使用例が多いため、そっちがメインです。迷彩はバラバラ。
特殊作戦軍(パンツのみ着用)


海兵隊


空挺



※最後の写真は初期型モデル(2014年春撮影)

所属不明(東部ウクライナにて)






最後の最後にP1G-tacのVaran迷彩PVを。MABUTA Mk-2を着用しています。
これがかっこいいんだまた


  
Posted by くまのり at 20:39Comments(0)Ukraine

2016年12月09日

Interceptor body armor / 後期型インターセプターボディアーマー


Interceptor body armor、通称IBAを入手しました。日本国内ではOTV(Outer Tactical Vest)という名称で呼ばれることの方が多いかもしれません。
Interceptor body armorとはこのボディアーマー全体のことを指し、ここからハードプレートであるSAPI(Small Arms Protective Insert)を抜いたものをOuter Tactical Vestと言います。
サバゲでSAPIまで入れている人は少ないと思うので、OTVという呼称でも全然問題は無いと思います。あれ?でもSAPI型のダミープレートを入れるとIBA呼称?ややこしいです...

IBAは1998年に開発され現在まで使用される非常に息の長いボディアーマーのため、生産時期によって改良されPALSテープ4種類の差異があるそうです。基本的に写真に露出するものは最初のモデルと最新モデルの2種類が多いため、自分は前期型、後期型と呼称しています。
カラーはウッドランド、コヨーテ、3Cデザート、UCPの他、警察向けにブラック、訓練用にオレンジが用意されているようです。グルジア軍が使用しているMARPATやマルチカムのように、コピー品にはその他のカラーも存在しています。


まずは前期型モデル、2000年代初頭に米軍も使用していたモデルです。知名度から考えて米軍の写真を貼りたい所なんですが手持ちにこの時代の米軍の写真が無いので、グルジア軍に登場して頂きました。
前面のPALSテープは6列、背面には両脇を除いて配置されていません。米軍が大々的に使用していたことから、最も有名な形だと思います。


続いて後期型、これが今回入手したモデルです。前面のPALSテープが6列から8列に、背面にも6列のPALSテープが配置され拡張性が向上しています。
更に、胸部にベルクロベースが配置され階級章等を取り付けることが可能となっています。
この後期型モデルは2000年代後半に登場し、このときには既に米陸軍ではIOTVへ、米海兵隊ではMTVへの更新が始まっていたため、陸軍のUCP迷彩のものを除き原則米軍では使用されていません。
しかしIBAは米国と有効関係にある第三諸国向けに現在まで生産が続けられているため、米国以外の国ではこの後期型モデルが広く使用されています。
ちなみに、これからベルクロベースが無くなれば、ひとつ前のモデルになります。

さて、IBAの説明が微妙に長くなりましたが、ここからは今回自分が入手したIBAについて書きたいと思います。



今回自分が入手したモデルはウッドランド迷彩の後期型IBAとなります。
生産はYZCS UNICOR、米国刑務所の受刑者謹製です。最近、受刑者謹製のヘルメットが欠陥騒ぎで話題になりましたね(これ)。
米国が供与しているIBAについてはウッドランドが多いように思えます。ウクライナに供与されたIBAもウッドランド迷彩で、今回入手した固体はウクライナから放出されたものになります。
ウクライナでは2014年7月に国防省が米国から2000着のIBAの援助を受けています。(当時の記事※ウクライナ語)
とはいえ継続的に納入しているわけではなく、足りないアーマーを補う1回限りの納入だったようです。
これらのIBAは陸軍に支給されましたが、ATOでの喪失や国産アーマーであるコルセアの普及などで、最近では殆ど見なくなりました。
そもそもIBAのケブラー自体耐用年数が2~3年と聞いたので、既に使用していない可能性も十分あると思います。
今回入手した放出品も汚れやシミ等がかなり付いていましたので、この時援助されたうちの1着ではないかなと思っています。

陸軍での使用例(2014年秋~15年冬の写真だったと思います)

ウクライナにおけるIBAの使用例としては、陸軍よりも米軍と国家親衛隊の合同演習である"Fiarles Guardian-2015(Фіарлес Гардіан-2015)"の方が有名だと思います。
この演習にはウクライナ国家親衛隊と米陸軍の第173空挺旅団が参加しましたが、このときの国家親衛隊がまとまってIBAとPASGTヘルメットを着用していました。




とはいえウクライナでのまとまった使用例はこれの他国家親衛隊特殊部隊が着用していたぐらいで、あまり多いとは言えません。
国家親衛隊も国産のアーマーを採用していますし、IBAがポピュラーなアーマーとなることは無いと思います。

やはりこのアーマーをメインで使った装備となると、ウクライナ以外の国となると思います。
ちょっとブログの内容とは外れますが、後期型IBAを使っている国をご紹介

<モルドヴァ>

フルガー特殊作戦大隊と第22平和維持大隊に支給

<キルギス>


<イラク>


<アフガニスタン>


<フィリピン>

  
Posted by くまのり at 18:55Comments(0)Ukraine