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Posted by ミリタリーブログ at

2016年10月13日

ウクライナ軍PV

こんにちは
今回は装備紹介とかではなく、youtubeで公開されているウクライナ軍のPVをいくつか紹介しようと思います。
マイダン以前はyoutubeへこういった宣伝映像が上がることはほとんど無かったのですが、最近はたくさんアップロードされています。
個人が作ってアップロードしている動画の他、公式がアップロードする動画も増えました。プロパガンダ戦の重要性を軍も再認識した結果かもしれませんね。


Неоголошена війна : Російська військова агресія проти України • Russian aggression against Ukraine


UA ARMY STRONG


Кожен з нас. Збройні Сили України


Балада про піхоту  
Posted by くまのり at 21:21Comments(8)Ukraine

2016年05月31日

アゾフ連隊の個人装備④ 銃

アゾフ連隊の装備記事、ラストは銃器関連です。

<自動小銃>
アゾフ連隊で使用している自動小銃は、AKS-74、AKMを中心に、AKMS、AK-74、AKS-74Uなどの旧ソ連時代から使われる銃と、
TAR-21のライセンス生産品であるFort-221、Fort-224となります。
AKシリーズについては、隊員によってレイルやM4ストックなどにカスタムされたものも数多く使われています。
軍装をする上では、アゾフで主に使われているAK-74はプラムストック、ハンドガードなので、再現は少々難度が高いです。
そのため、カスタムAKか、AKMを使うのがいいと思います。
TAR-21についても、アゾフで使用しているものは口径が5.45mmx39なので、拘る人はNG。


AK-74


AKM


AKS-74


AKS-74U

カスタムAK例





Fort-221 Fort-224




<軽機関銃、狙撃銃>
アゾフで使われている軽機関銃はPKM、RPK、そしてネゲヴのライセンス生産品であるFort-401。
狙撃銃はSVD、モシンナガンの他、Galatzのライセンス生産品であるFort-301、少数ながら豊和工業のHowa M1500が使用されています。
豊和工業のM1500は日本製ですが、日本が直接輸出したものではなく、猟銃として輸出されたものが海外企業を通して納入されたものだと思われます。


PKM



RPK


Fort-401


SVD


Fort-301


Howa M1500


モシンナガン

拳銃
拳銃についてはマカロフPM、スチェッキン、Fort-12等を使用しています。
トイガン事情を考えると、マカロフ一択でしょうか。
携行していない場合も多々あるので、持たないのも手です。

写真はとりあえずマカロフのみ。

マカロフ

アゾフ連隊はウクライナ装備の中でも民生品の使用例が多くとっつき易い部隊なので、かるーくやってみるのもどうでしょうか!  
Posted by くまのり at 14:41Comments(2)Ukraine

2016年05月29日

アゾフ連隊の個人装備③ パッチ

アゾフ連隊の装備記事第3弾、今回は袖章などについてです。
民生品のギアの使用が多いアゾフ連隊の個性を高めるアイテムとして、パッチ類は結構重要だと個人的には思ってます。
他の部隊ではパッチを付けない(そもそもベルクロが無い)ことも多いのですが、アゾフだとほぼパッチを付けています。
また、他の部隊以上にパッチの種類も多いため、付け方も多種多様です。

アゾフ連隊章

まずはアゾフ連隊の部隊章です。ほぼすべての隊員が付けているといってもいいです。
この写真のものはレプリカのため、色合いが少し異なります。
様々なタイプがありますが、歩兵部隊はラバーのものが一般的です。
通常は左袖に付けますが、プレキャリや右袖に付ける隊員もいます。
前の二つは旧型部隊章、後ろのものは2015年8月11日に変更された新部隊章です。変更以降は新型が支給されますが、現在でも、旧型を使用する隊員は多いです。





部隊章
昨年末以降歩兵部隊や戦車部隊等で専門のパッチが登場し、通常右袖に付けられるようになりました。
とはいえ入手も難しく、付けてない隊員も多いため今回は簡単に...


第1中隊

第2中隊

第3中隊

第4中隊

ネオナチ組織パッチ
アゾフ連隊には、3割程度ネオナチが参加していると言われています。その参加者の中には、自分の所属するネオナチ組織のパッチを付けている隊員もいます。


misanthropic divisionパッチ(1枚目は旗ですが、同デザインのパッチがあります)


右派セクター系

オシャレパッチ
特に意味の無い、隊員の好みで付けられているパッチも多くあります


molon labe系


ドクロ


Fallout


アンブレラ

次回は最後に銃について....  
Posted by くまのり at 12:34Comments(0)Ukraine

2016年05月24日

アゾフ連隊の個人装備② ヘッドギア

前回の続きでアゾフの装備品について書きます。
今回はヘッドギアについて。
迷彩服とアーマーについてはこちら



<ヘッドギア>
アゾフ連隊で使用されているヘルメットは、他部隊と同じKaska-1mの他、Wz.2005、M826、PASGT、OPS-core fast ballisticタイプ等が使用されています。
支給されているものは主にKaska-1mとWz.2005で、他のヘルメットは支援品や自費購入品だと思われ、使用率は少し下がります。
支援品の中でもM826ヘルメットは2014年の初期から現在に至るまでかなりの数が使用され続けています。
また、最近の射撃訓練やパトロール任務では、ヘルメットではなくキャップを使用する隊員も多いです。
キャップは5.11やhelikon-tex、CONDORなど、様々なメーカーのものを使用しています。

写真

Kaska-1m



Wz.2005


M826


PASGT



OPS-core fast ballisticタイプヘルメット

以下キャップの使用例

Helikon-tex



5.11 (2種)


CONDOR


Tru-spec (右)

次回は、パッチについて書きたいと思います。
  
Posted by くまのり at 14:55Comments(0)Ukraine

2016年05月24日

アゾフ連隊の個人装備① 迷彩服、アーマー

こんにちは
今回はアゾフ連隊の個人装備について、軍装という観点から写真多めで解説したいと思います。
アゾフ装備をやりたい!って人向けに(そんな人いるのか?)、装備傾向等を書いていきます。

<野戦服>
アゾフ連隊の野戦服は、2014年9月にMTP/multicam迷彩が正式採用されています。
そのため、隊員の着用する迷彩服はMTP/multicamのものが大多数です。
しかし、MTP/multicam以外の着用が禁止されているわけではないため、別迷彩の野戦服の着用も見られます。
特にフレクター迷彩については、2014年頃では着用者が非常に多い迷彩です。

以下写真


MTP


マルチカム(massifコンバットシャツ、Cryeタイプコンバットパンツ)



フレクター


<アーマー、ベスト>

アゾフ連隊に支給されているアーマーは、他部隊と同じくKorsar M3c やkwm-02です。
2014年夏頃からkwm-02が、秋頃からKorsar M3cが支給されているものと思われます。
このほかにも支援団体からの支援品や自費購入などで、Osprey MkⅣやLUBAWA SA Protector等も使用しています。
1015年頃からプレートキャリアの使用率も上がってきており、最近ではアーマーと同じくらいプレートキャリアも使われています。
使用されているプレートキャリアは、日本国内でも比較的出回っている5.11やCONDOR、EMERSON製から、ウクライナ国内メーカーであるHofner UkraineやP1G-tac製など様々です。

写真

kwm-02


Korsar M3c


Osprey MkⅣ


LUBAWA SA Protector


Condor Gunner Lightweight Plate Carrier


Condor Cyclone Lightweight Plate Carrier


EMERSON JPCタイプ


warrior assault systems DCS plate Carrier(右) tasmanian tiger plate carrier mk2(左)


P1G-tac FOPC


Hofner Ukraine plate carrier

記事が長くなってしまったので、別記事にて、ヘルメット、パッチ、銃器について書きたいと思います。
ここに載せたのはあくまで一例ですので、これ以外にも使用している装備品はもちろんあります。  
Posted by くまのり at 00:03Comments(0)Ukraine

2016年02月06日

ウクライナ 外国人義勇部隊

こんにちは
今回は外国人義勇兵部隊についてすこし調べたので雑記を...
ウクライナ東部で内戦が勃発して以降、ウクライナには数多くの義勇兵部隊が出来たわけですが、ウクライナ国内からだけではなく、国外からも外国人義勇兵として、多くの人員がウクライナ政府軍側として参加しています。
通常これらの外国人義勇兵は国内の各義勇軍部隊に所属して戦っているわけですが、外国人義勇兵のみの独立義勇軍部隊として部隊を形成している義勇兵も存在します。
今回はこれらのいくつかある外人部隊の情報を書いていきたいと思います。


<Батальйон Шейха Мансура(シェイハ マンスーラ大隊)>
部隊長: コールサイン"ムスリム"
隊員数: 約50名未満
祖国: チェチェン


<Батальйон имени Джохара Дудаева(ジョハル デュダエフ大隊)>
部隊長: A.オスマイエフ
隊員数: 約200~300名
祖国: チェチェン


<атрад пагоня(アトラード パゴーニャ)>
部隊長:
隊員数: 約50~100名
祖国 : ベラルーシ


<SINOVI SMRTI>
部隊長:
隊員数:約50名未満
祖国: クロアチア
※アゾフ連隊傘下


<Рота РУЯН(ルヤン中隊)>
部隊長:
隊員数: 約50名未満
祖国: ロシア


<Georgia National Legion>
部隊長: Mamuka Mamulashvili
隊員数: 約100~200名
祖国: グルジア


<Georgian partizans>
部隊長:
隊員数:約50~100名
祖国: グルジア


<Шалена Зграя(シャレーナ ズグラーヤ大隊)>

部隊長:
隊員数約50名未満
祖国: チェチェン


<Батальйон Кавказ(カフカース大隊)>
部隊長:
隊員数: 約50名未満
祖国: チェチェン  
Posted by くまのり at 15:50Comments(2)Ukraine

2016年01月27日

現用アゾフの個人装備考察

1月21日に行われたアゾフ連隊の訓練の映像と写真が公開されたので、現在のアゾフ連隊の個人装備を考察してみます。


<野戦服>
迷彩服についてですが、全員がMTPを着用しています。現在のアゾフ連隊では、完全に統一されているというわけではありませんが、ほぼマルチカム/MTP迷彩で統一されています。
以前の訓練/実戦ではフレクターやDPMなどの迷彩服も確認していましたが、今回の訓練では確認できませんでした。

今回の訓練でのマルチカム以外の着用例。
一枚目の写真だとドイツのトロペンタン、二枚目の写真でA-tacs FGのゴルカを着用しています。
ゴルカシリーズはおそらく本家のロシア製ではなく、ウクライナ製のものです。ゴルカ自体はウクライナでも人気の戦闘服で、秋~春の季節では、部隊を問わず着用者が多いです。

<防弾装備>

まずはこの写真、左から二番目の人がOSPREY Mk.Ⅳボディアーマーを、その他がCondorのGunner Plate Carrierを着用しています。
プレートキャリアも、現在のアゾフではかなり使用されています。Condor製が多い印象ですが、Warrior assault systemsやTasmanian tiger製のプレキャリの使用例もあります。
この写真だとプレートキャリアにポーチを付けず、ハーネスやヒップベルトにポーチを付けるスタイルですが、これは部隊を問わずウクライナでは多く見られるスタイルです。といっても、プレートキャリアにポーチを付ける人もいるので、これは好みの問題だと思います。


続いてこの方、maxpol製kwm-02ボディアーマーです。2014年夏以降、非常に使用例の多いボディアーマーで、現在でも数多く使用されています。
このボディアーマーに付属するポーチをプレートキャリアに移植して使用している例も多いので、アゾフ装備のマストアイテムとも言えるかもしれません。
ヘルメットはウクライナの基本的なKaska-1mヘルメット、奥の人はOPS-coreタイプのヘルメットを使用しています。


Korsar M3cボディアーマー。とりあえずこれを持っておけば一通りの装備は出来る、万能ボディアーマーです。
アゾフでも2014年秋以降支給が開始され、かなりの数が使われています。


M826ヘルメット。Kaska-1m、Wz.2005と並んで、かなりの数が使用されているヘルメットです。

以下、少数使用が確認された装備

Condor Sentry Plate Carrier


HOFNER ЧЕХОЛ БРОНЕЖИЛЕТА
ヘルメットはアゾフ連隊で多く使われているWz.2005ヘルメットです。


PASGT タイプヘルメット(詳細不明)

現在はこんな状況ですが、比較的自由度の高い部隊なので、装備の更新は早いと思います。
ただ、現状でも個人装備の質はウクライナ正規軍や保安庁の特殊部隊と比べても劣らない所まで来ていると思います。


  
Posted by くまのり at 11:39Comments(0)Ukraine

2015年07月31日

ラピッドトライデント2015合同演習の装備

7月20日から31日にかけて、ウクライナで多国籍合同軍事演習、「Rapid Trident 2015」が行われました。


これはウクライナと米国が主導で毎年ウクライナ西部、リヴィヴで行われている演習で、今年は欧州から18カ国、1800人の兵士が参加しました。
ウクライナからはHetman Petro Sahaidachny陸軍アカデミー、オデッサ陸軍士官学校の生徒、国家親衛隊士官候補生、海軍歩兵が参加。

外国から米国第173空挺の他、ベルギー、ブルガリア、カナダ、エストニア、グルジア、ドイツ、イギリス、ラトビア、リトアニア、モルドバ、ノルウェー、ポーランド、ルーマニア、スペイン、スウェーデン、トルコの兵士達が参加しています。




本日無事演習が終了し、写真も結構集まってきたので、同演習のウクライナ兵士の装備を見て行きたいと思います。



まずは陸軍士官学校の兵士から。
オデッサ、Hetman Petro Sahaidachny各学校の生徒の装備で違いはほとんどありません。
オデッサ士官学校の方はフルカラーのパッチを付けています。対するHetman Petro Sahaidachnyはサブデュードパッチ。
ウクライナ軍のデジタル迷彩服に、ARMPOLIS製のРЗ-6チェストリグ、РЗ-1チェストリグを着用しています。ボディアーマーは未着用。
ヘルメットはKaska-1mヘルメット、3枚目の写真ではSsh-68ヘルメットの被ってますね。ssh-68には迷彩カバーを取り付けていますが、kaska-1mにはカバーを付けないのが基本のようです。



続いて海軍歩兵。
最大の特徴としては、ЖАБА степная迷彩のヘルメットカバーを統一して使っていたことです。
被服はデジタル迷彩のものが一番多いですが、ЖАБА полевая等も使われていました。
ボディアーマーは官給品のKorsar M3-1-4、M3Cの他、P1G-tacのFOPCや、CONDORのMOPC等プレートキャリアも多く使われていました。


最後に国家親衛隊を。
国家親衛隊はウクライナブタンやDPM等、被服はあまり統一されていませんでした。
装備はSTSのAK-6チェストリグ、PASGTヘルメットを着用。
ボディアーマーは基本的に着ていませんでしたが、後期型IBAを着用している例もあります。


銃器については、今回歩兵用ライフルはAK74ではなく、AKMで統一されていました。
そのほかSVDやPKMの携行例もありますが、そちらは従来通りですね。


  
Posted by くまのり at 23:26Comments(3)Ukraine

2015年03月28日

アゾフ連隊

今日は入手装備の解説ではなく、久し振りに部隊の解説をやってみたいと思います。


モスクワを占領する勇ましいプロパガンダ写真をあげるこの部隊、国家親衛隊アゾフ連隊です。

アゾフ連隊は2014年5月5日、ATOに対応する形でウクライナ内務省特殊治安維持大隊(BPSMOP)に、"アゾフ大隊"として発足しました。
その後、9月17日に"大隊"規模から"連隊"規模に拡大、更に11月12日、BPSMOPから国家親衛隊正規部隊に格上げされます。
アゾフ連隊はマリウポリに拠点を設け、対テロ作戦南部地域を中心にATO各作戦を実行、8月のロシア連邦軍介入では真っ先にロシア正規軍との戦闘に突入した部隊の一つでもあります。アゾフ連隊は別名「чорний корпус(黒い軍団)」とも呼ばれています。
現在、アゾフ連隊には司令官Andriy Biletsky中佐の元、約800人の国家親衛隊員が所属していると思われます。


Andriy Biletsky中佐


アゾフ連隊の部隊章。アゾフ海の大波、ヨーロッパオカルト信仰における黒い太陽、ルーン文字があしらわれています。
一部の方はピンとくるかもしれませんが、このマーク、ナチスドイツ武装親衛隊第2SS装甲師団"ダスライヒ"のマークと非常に酷似していることが問題となりました。


"ダスライヒ"のマーク

これが全く関係ないとは言い切れず、アゾフ連隊隊員の中でナチ式敬礼を行うもの、ヘルメットにハーケンクロイツやSSのマークをペイントするもの、ハーケンクロイツの旗を掲げるものがいるなど、非常にネオナチに影響を受けた隊員がいることは事実だと思われます。
実際、司令官のAndriy Biletskyは、民族主義組織”パトリオット ウクライナ”の指導者でもあり、また、ネオナチ的側面を持つ右翼政党"自由"の支援を受けています。
とはいえ、ネオナチといっても、ユダヤ人を攻撃対象としているわけではなく、実際、アゾフ連隊の創設に深く関わったオリガルヒ、Ihor Kolomoyskyiはイスラエル国籍を持つユダヤ人でもあります。

問題の写真
※追記 ウクライナでは、もちろんこの手の写真は真偽の程が議論されていて、ロシアのプロパガンダであるという主張もあります。

左の写真に写っている人が親ロシア派戦闘員と同一人物ではないかという、ウクライナの写真。


部隊解説はこれくらいにして、次は装備品の話を...
アゾフ連隊はウクライナ部隊の中でもかなり潤沢な装備を持っており、T-64BMやKRAZ、BTRなど装甲車の他、個人レベルでも質の高い装備品を支給されています。


特に銃火器類は他の部隊ではほとんど配備の進んでいないFort-221ライフルやFort-401軽機関銃、Fort-301狙撃銃等が確認されています。

Fort-221(TAR-21のライセンス生産品)を携行するアゾフ連隊兵士


Fort-401軽機関銃


Fort-301狙撃銃

また、最近では日本の豊和工業が主に猟銃として輸出している"howa 1500 hogue 308win"ライフルを狙撃銃として導入したようで、一部に配備されているようだ。

機関部のみとはいえ日本製のライフルが実戦で使われる例は初めてではないと思われますが、正規軍が導入したのは初ではないでしょうか?豊和M1500 hogueは、アゾフ連隊のほか、ウクライナ陸軍特殊部隊でも使用が確認されています。


ボディアーマー、ヘルメット等防弾装備については比較的自由だと思われるものの、イギリス製、ポーランド製のものを多く着用している。

アゾフ連隊迫撃砲部隊兵士、ポーランド軍のkwm-02ボディアーマーを着用している。ヘルメットも同じくポーランド軍のWz.2005。
kwm-02、Wz.2005はアゾフ連隊で最も使用例の多いヘルメットとアーマー。


こちらはイギリス軍のOSPREY Mk4ボディアーマー。このボディアーマーも比較的使用例が多い。

というわけで今回はアゾフ連隊について書かせて頂きました。ウクライナ部隊の中でも露出の多い部隊ですので、今後も話題に上がることがあるかもしれません。


  
Posted by くまのり at 19:59Comments(2)Ukraine

2014年12月29日

ノヴォロシア連合陸軍

皆様こんにちは。
いつの間にか2014年も明日で終わりですね。あっという間でした。

今回は珍しく解説記事を書いてみようと思います。
というわけでノヴォロシア連合陸軍(United Armed Forces of Novorossiya/Объединённые Вооруженные Силы Новороссии)の簡単な解説をしてみたいと思います。(はいそこっ!ウクライナ軍じゃないの?なんて言わないっ!)

ノヴォロシア旗

ノヴォロシア連合陸軍とは、ウクライナ東部で続くドンバス戦争においてウクライナ政府軍と交戦を続ける「親ロシア的な思想を持つ分離独立派武装集団」の軍事部門。
ドンバス戦争は2つの分離独立派武装集団、ドネツク人民共和国・ルガンスク人民共和国がそれぞれ独自の軍事部門である「ドンバス郷土防衛隊」及び「南東軍」で交戦を続けていましたが、この2つの軍事部門が9月16日に合併し誕生しました。
戦闘員はおよそ10000~20000人で、ウクライナ政府は少なくともその内5000人以上が現役ロシア連邦軍人であると主張しています。
ロシア政府は関与を否定しているが(休暇中のロシア軍人がボランティアで行っているかもしれないとは認めている。)、ロシア空挺軍第96親衛空挺師団員がロシア国境から20km地点のウクライナ領内で捕虜になっている他、第76親衛空挺師団所属のBMD-2がドネツクで撃破されるなど、介入は確実視されている。

ノヴォロシア軍の機甲戦力は最低でも200輌以上、その中にはBMDやBTRなど装甲車輌の他、T-64主力戦車やウクライナ軍から鹵獲したT-64BM Bulat、さらにはウクライナでは運用されていないはずのT-72主力戦車などが含まれている。

ノヴォロシア軍戦車

航空機は保有していないが(複葉機は除く)、対空戦力は豊富で、対空砲や対空ミサイルシステム、携帯式防空ミサイルシステムなどを実戦運用しており、戦争初期にはウクライナ軍Su-25攻撃機やMi-24攻撃ヘリコプター等が多数撃墜された。
7月17日にはマレーシア航空ボーイング777型機がウクライナ軍輸送機と誤認したと思われるドンバス郷土防衛隊の対空ミサイルシステム"9K37 ブーク"によって撃墜されるという事件も起こっている。

ノヴォロシア連合陸軍部隊
ドネツク人民共和国「ドンバス郷土防衛隊」

左:ドネツク人民共和国旗 右:ドンバス郷土防衛隊旗

・ヴォストーク大隊/Батальон «Восток»
5月9日設立、以前ロシアに存在したチェチェン人部隊と名称が同じだったため、一部で話題になった。現在は旅団規模に拡大。司令官はAlexander Khodakovsky。

・オプロート大隊/ Батальон «Оплот»
ウクライナ側の報道によれば元ウクライナ内務省職員で構成された部隊、しかし司令官はインタビューで自分の職業を「電気工事士」と言っており信憑性は不明。司令官はAlexander Zakharchenko。

・カルミウス大隊/Батальон «Кальмиус»
元炭鉱労働者で構成された部隊。司令官はSergei Petrovskiy。

・ロシア正教会軍/Русская Православная Армия
占拠したドネツクのウクライナ保安庁舎を本拠としている。ロシアのネオナチ的民族主義者集団「Русское национальное единство(Russian National Unity)」の関与が指摘されている。

・スパルタ大隊/Батальон "Спарта"
別名「モトローラ部門」。司令官はArseny Pavlov。部隊マークがロシアの人気SF小説/ゲーム「METRO2033」に出てくる部隊「スパルタ」に酷似している(というかそっくり)

・ソマリ大隊/Батальон "Сомали"
司令官はMikhail Tolstykh。 別名「Givi部門」。

・聖ステファンのレギオン(軍団)/Легион Святого Иштвана
ハンガリー人義勇兵で構成された部隊。

・ヨハン・シェービッチ支隊/Отряд Йован Шевич
セルビアのチェトニクによる義勇兵部隊。司令官はBratislav Živković。

・アリヤ大隊/Батальон "Алия"
ユダヤ人部隊
・ステップ大隊/Батальон «Степь»
・シェーベル大隊/Батальон «Север»
・大隊「ドネツク人民共和国セキュリティサービス」/Батальон службы безопасности Донецкой народной республики

ルガンスク人民共和国「南東軍」

左:ルガンスク人民共和国旗 右:南東軍旗

・グレートドン軍(直訳)/Всевеликое Войско Донское
ウクライナ及びロシアのボランティアで構成。

・ザーリャ大隊/батальон «Заря»
共産主義者(ボリシェヴィキ)で構成。司令官はAndrei Patrushev。

・プリズラーク旅団/Бригада «Призрак»
司令官はAleksey Mozgovoy。

・リェーシ大隊/Батальон "Леший"
司令官はAlexey Pavlov。

・オーガスト大隊/Батальон «Август»
・ルーシ女性大隊/Женский батальон «Русь»
・SSSR大隊/Батальон "СССР"  
Posted by くまのり at 18:46Comments(0)Ukraine

2014年06月06日

ウクライナ東部

皆さんこんにちは

最近、ウクライナ東部の状況が混迷を極めています。
残念ながら日本では少し触れる程度で殆ど報道されていませんが、「内戦」状態といっても過言ではありません。

ウクライナ暫定政権は内務省、保安庁、軍部隊による地上戦の他ヘリや航空機を使用した空爆を行い、先日、遂に戦車を投入しました。
対する親ロシア派もライフルや無反動砲、対空ミサイル等で完全武装し抵抗を続けています。
また、ロシアからの義勇兵、チェチェン、カフカス地方からの傭兵も東部に流入し、国境警備隊を買収、或いは強行突破し現地親ロシア派と合流しています。
先日のドネツク国際空港攻防戦で死亡したロシア国籍者は30名にもなったそうです。
民間人への被害も拡大を続けています。

自分は政治クラスタではなく軍装クラスタなので、この状況についてとやかく言うことは出来ません。
とにかく早く状況が安定することを願っています。


ドネツク、ルガンスクに展開する親ロシア派、大祖国戦争勝利の象徴であるゲオルギーリボンが彼らのシンボル


ウクライナ内務省、保安庁の特殊部隊員、投入が確認されているのは保安庁特殊部隊《A》、内務省特殊部隊《OMEGA》、国家親衛隊など




ウクライナ陸軍空挺部隊、第25、第79、第95といった主要な空中機動旅団が投入されている
  
Posted by くまのり at 15:50Comments(0)Ukraine

2014年01月27日

ウクライナのロシアンな迷彩

こんにちは。
今日も昨日に引き続きミリフォトネタです。
今日はウクライナで使われているロシアの迷彩を紹介したいと思います。
ウクライナでは保安庁、内務省を中心にロシアの迷彩が使用されています。

Berezka

まずはこちら。東側装備の方々にはお馴染みのベリョーズカ迷彩です。
KLMKは非常に知名度の高いソ連、ロシア装備ですね。
ウクライナでも各軍はもちろん保安庁、内務省も使用する万能迷彩です。

SS-summer

ロシア内務省や保安庁装備の方々に人気のあるSS-summer迷彩です。
日本ではパルチザン迷彩とも呼ばれていますね。
ウクライナ保安庁アルファでの使用が確認されています。

デジタルフローラ

ロシア連邦軍の現用迷彩であるデジタルフローラです。
ウクライナでは、内務省特殊部隊「SOKIL」が着用しています。
デジフロを着用したSOKILの動画がありましたので載せておきます。
動画の出来も素晴らしいのでオススメです!


フローラ

ロシア連邦軍で有名なフローラ迷彩です。
何故か第25空挺のこの方だけ着用していました...
パッチはしっかりウクライナ空挺のものが縫い付けられていますが、詳細は謎です...

タイガーストライプ

ロシア版タイガーストライプです。
ウクライナでは内務省で使用例があります。

ブルータイガー

ロシア内務省のOMONで有名なブルータイガー迷彩ですが、ウクライナでもベルクトというOMONに相当する部隊が使っています。
この写真は現在進行形で続いているキエフのデモでの写真です。
残念ながら死者の出る事態に発展していますが、早く安定してもらいたいものです...

SURPAT

ロシアのタクテコーなスペツナズで使用が確認されているSRVVのSURPAT迷彩ですが、遂にウクライナでも着用例が出てきました。
この写真はクリミア半島のウクライナ保安庁職員です。
まだ彼らしか着用は確認出来ていませんが、今後アルファなどに広がっていくのか注目です。


  

Posted by くまのり at 21:28Comments(0)Ukraine

2014年01月26日

空挺の意外な迷彩

こんにちは。
今回、ロシアのSNSでちょっと興味深い写真を発見したので紹介してみます。ウクライナ軍でも更にマイナー部類で誰得?


こちらの写真です。
第79独立空中機動旅団の訓練風景ですが、なんと彼ら国境警備隊デジタルパターンのBDUを着ています!!

フードが付いているようなので普通のBDUタイプでは無いようですが、この迷彩パターンがまさか軍でも使われているとは...
このパターンの迷彩服は既に入手済なので、いつか空挺装備に使えるかもしれませんね!
今後に目が離せません!

  

Posted by くまのり at 10:01Comments(0)Ukraine

2013年09月07日

ウクライナ軍 イラク、アフガン派兵

もうすぐハートロックですね。自分は装備が無いので参加できませんが軍装好きとして毎年レポを読むのを楽しみにしてたり。
というわけで今回はウクライナ軍のイラク、アフガン派兵装備を考えてみたいと思います。


ウクライナ軍はイラク戦争に約1600人(2005年12月撤収)、現在ではアフガニスタンに少数派遣しています。イラクでは18人の戦死者を出しています。これはアメリカを除きイギリス、イタリア、ポーランドに続いて4番目と、決して少なくない人数です・・・

イラク

イラクにおけるウクライナ軍の一般的な装備です。
デザートブタンの迷彩服にKaska-1Mヘルメット、Corsair M3-4ボディアーマー、AKS-74です。3Cデザートのベストを着ている写真もよく見られます。AKS-74にGP-25が付いていますね。
ホルスターは旧ソ連時代から使っている革ホルスターではなく、デザートブタンのホルスターが見られます。
ゴーグルは米軍のM44ダストゴーグルのように見えますね。ウクライナ国内でも空挺で使用されています。
他にも旧ソ連時代のダストゴーグルも見られます。



こちらはウクライナ保安庁特殊部隊、アルファのイラク派遣部隊です。
マルチカムのBDUにSQUALL製のCorsaire Mボディアーマー及びMOLLEポーチをつけています。
一般部隊と比べてAKS-74が微妙にカスタムされていたり。
拳銃もマカロフではなくスチェッキンです。

アフガニスタン

アフガン派遣部隊も装備は基本的にはイラクと変わっていません。ただ、イラクと大きく異なる点として、ライフルがAKS-74からG36に変わりました。ウクライナでG36を使用している部隊はアフガン派遣部隊ぐらいです。他国と合同で動く際にAKS-74だと使用弾薬が違うのでその辺の問題かもしれませんね。アフガニスタンで使用されているG36ですが、G36というだけでG36KやG36、レイルが付いていたり2階建てスコープだったり結構バラバラです。また、拳銃もマカロフよりFort-12が多く見られるようになりました。
一番最後の写真の中央の兵士の右肩には見えにくいですがNATO-OTANのパッチが付いています。

ウクライナ軍イラク、アフガン派遣装備は自分も収集しようと思っています。ただデザートブタン装備はブタン装備に比べて流通量が少ないのでどうなるかはわかりません・・・
来年のハートロックにはウクライナ軍アフガン派遣装備で出たいなぁ・・・
フルサイズG36は持っているので銃にお金を使わなくて済むのは幸いです  

Posted by くまのり at 22:27Comments(0)Ukraine